スポーツウエア開発のテクノロジーと実践 -健康スポーツ学科マネジメントコース実践プロジェクトB-

2018年11月15日トピックス

2018年11月14日(水)健康スポーツ学科マネジメントコースの「実践プロジェクトB」において、ミズノ株式会社の白石 篤史 氏から、「スポーツウエア開発のテクノロジーと実践」についてご講話を頂きました。

20181115_Sportswear development01.jpg

20181115_Sportswear development02.jpg

ミズノ株式会社の歴史からマーケティングの実際をはじめスポーツウェアがどのような過程で考案され、開発されるかについて現在の商品を実例に説明をして頂きました。

「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」を経営理念として、様々な事業を展開する中で、近年では東京オリンピックに向けてのマーケティングに留まらずスポーツを普及させることで世界で多くの人がスポーツを楽しめるようにするにはどんなことが必要なのかを考える貴重な機会となりました。

またウエアの開発では、冬用の「ブレスサーモ」の技術は羊から、夏用のソーラーカットの技術は「光ファイバー」からヒントを得て、考案されているお話を聞き、私たちの身近なところに開発のヒントがあり、それをどのように活用するかを追求しいていく探究心が新しい技術の開発に繋がることを学びました。

20181115_Sportswear development03.jpg

さらに、個々の筋肉や骨格に合ったウエアを開発するにあたり、モーションキャプチャやCGを使用して、どのような生地をどの部分に使用するかなどを考え、商品化されている現実を知り、普段の授業で学んでいる内容が社会に出てどのように役に立つのかを感じ、スポーツ科学の専門知識を学ぶ動機付けを向上させる重要な時間となりました。

20181115_Sportswear development - EC.jpg

ミズノ株式会社  グローバルアパレルプロダクト本部 

開発技師 白石 篤史 氏 (写真中央右)

 

ミズノ株式会社  グローバルアパレルプロダクト本部 

開発部長 中島 雅利 氏(写真中央左)

前の記事へ

次の記事へ

一覧へ戻る

このページの先頭へ