京都先端科学大学 高校生論文コンテスト2019 審査結果・入賞者のよろこびの声(経済経営学部)

2020年02月04日トピックス

経済経営学部 審査結果

「京都先端科学大学 高校生論文コンテスト2019(経済経営学部)」の入賞者が本学教員による厳正な審査のもと、決定しました。今回は各地から158点の論文応募がありました。個人賞受賞者および学校賞受賞校には賞状と副賞を、また応募者全員に記念品をお贈りいたします。 

(このコンテストの概要についてはこちらをご覧ください。)

なお、副賞・記念品は後援会のご支援によるものであり感謝申し上げます。

◆最優秀賞◆ (副賞:3万円分の図書カード)
 久保 颯太(京都府立北桑田高等学校 3年)
 「木質ペレットによる新たな農業で地域創生」(作品はこちら

◆優秀賞◆ (副賞:2万円分の図書カード)
 杉山 春陽(静岡市立清水桜が丘高等学校 3年)
 「静岡の製造業」

 前田 遥南(学校法人福井学園 福井南高等学校 2年)
 「教育と相互扶助の資本主義」

◆佳 作◆ (副賞:1万円分の図書カード)
 夏目 弥耶(東京都立国際高等学校 3年)
 「仮想通貨が経済を活性化させる」

 中 優大(東京都立国際高等学校 3年)
 「少子高齢化と年金から考える経済」

 内田 玲維(東京都立国際高等学校 1年)
 「小さなコトへの経済」

 伊藤 大貴(京都府立北桑田高等学校 3年)
 「ふるさとの縁」

 古澤 宝(京都府立須知高等学校 2年)
 「大学の学費」

 安藤 緋色(慶応義塾高等学校 1年)
 「体育会に銀行口座を!」

◆学校賞◆
京都府立北桑田高等学校

東京都立国際高等学校

入賞者のよろこびの声

最優秀賞 久保 颯太さん(京都府立北桑田高等学校 3年)

今回、経済経営学部論文コンテストに応募するにあたり、私が、3年間、林業に関する専門学科で学んできたこと、木質ペレットを生産する父のこと等、それぞれ別々に考えて いたことを、『地域経済の活性化』という視点でまとめました。

小論文にまとめる過程を通して、自分が将来取り組んでみたいことを、はっきり文章として表現することができた、とても大切な機会となりました。

この度は、このような素晴らしい賞をいただきありがとうございました。

優秀賞 杉山 春陽さん(静岡市立清水桜が丘高等学校 3年)

この度はこのような賞を頂き誠にありがとうございます。この論文を書くことを通して、今一度地元の人口減少についてじっくり考える機会が得られたことを嬉しく思います。地域の良い部分だけではなく、改善すべき点に目を向け、それを解決する策について自分なりの考えをまとめることができました。そして、やはり私の地元は魅力の多いことを改めて感じ、より若者の流出に対する関心が高まりました。これからも町の活性化について興味を持ち続けていきたいと思います。

優秀賞 前田 遥南さん(学校法人福井学園 福井南高等学校 2年)

最も身近な関心事である自身の進路について、広く問題提起する機会がいただけたこと、そして学校外で認められたことを大変嬉しく思います。今回のコンテストがなければ、自分の意見を客観的に展開することはなかったでしょうし、自分で進路を切り拓こうとする意欲も、もしかしたら今よりは低かったかもしれません。経験や読書を重ねていくうちに得た知識や思考力を文字に起こす、アウトプットする、という過程の楽しさを改めて実感しました。また、今回の受賞をきっかけに、私だけでなく、まわりの友人達にも変化がありました。様々な本を読み、私の議論に参加し、付き合ってくれるようになったのです。

今回の受賞を励みに、今後も知的好奇心を大切にしながら自身の進路に向かって進んでいきたいと思います。

佳作 夏目 弥耶さん(東京都立国際高等学校 3年)

このような賞を頂き、ありがとうございます。

今回の論文を書くことによって、経済の仕組みについて理解を深めることができました。遠い存在のように感じていた経済は、私たちの暮らしに深く関わっており、更なる豊かさを導いてくれる存在だと気づかされました。社会に生きる人間として、今後もあらゆる視点から暮らしを見つめ、新たな発見や可能性を見出すことで、さらにその先の社会を共有していきたいと思います。

今回の受賞を通して自分自身に自信を持つことができ ました。 これからは、何事に対しても積極的に挑戦していきたいと思います。本当にうれしく思います。ありがとうございました。

佳作 中 優大さん(東京都立国際高等学校 3年)

今回、このような賞を受賞させて頂き、誠に光栄に思います。

経済について深く考える機会となりました。私自身、元々お金の動きやそれが社会に与える影響について興味があったので、自分の考えを具体化し、表現することができてとても嬉しく思います。

私は将来、金融業に携わりたいと考えているので、今後も邁進していきたいと思います。

ありがとうございました。

佳作 内田 玲維さん(東京都立国際高等学校 1年)

この度は、このような賞を頂くことができて大変うれしく思います。この論文を書くことを通じて、経済にあまり興味関心を持つことができなかった自分自身を大きく変えることができました。自分の考えを練り上げ表現することの難しさ、自分の持つ情報を活かしていくことの難しさといったことを改めて知りました。

今回この賞を頂くことで自分自身への自信や意見を発することへの前向きな気持ちを持つことができました。これからも高校生としての視点を持ち、考えを深めていきたいと思います。

佳作 伊藤 大貴さん(京都府立北桑田高等学校 3年)

夏季休暇を活用して、じっくり小論文を書いたことで、自分の住んでいる地域を活性化 させるための構想 について、 創造的に考えること ができました 。

特に、自分の住んでいる地域と何らかの縁のある人を『関係人口』として、小論文のキーワードに据えたことで、断片的に考えていた構想が、1つの方向にまとまっていきました 。断片的な考えが、自分の頭の中でまとまっていく過程を体感できたことも、自分自身にとって、大変有意義なことであったと 思います。

私の小論文を、賞という素晴らしい形で評価していただき、本当にありがとうございました。

佳作 古澤 宝さん(京都府立須知高等学校 2年)

私は兄弟が多く、進路の話題の際には、大学の学費について考えさせられることが度々ありました。その思いを、具体的に自分の文章として表すことができて嬉しく思っています。この論文を書くことで、現代における大学のあり方など、より深く考えることができました。

今回このようなきっかけを与えてくださったこと、また、自分の考えを、このように表彰していただいたことに感謝しています。本当にありがとうございました。

佳作 安藤 緋色さん(慶応義塾高等学校 1年)

この度は高校生論文コンテストにて、私の作品を選出して頂き有難うございました。関係者の皆様方には厚く御礼申し上げます。

私は、学生スポーツの将来性について危惧すべき事柄を述べさせて頂きました。現在の日本では、来る2020年の東京オリンピックに向けて様々な活動は盛んに行われています。その主役たる選手が輩出される背景には、国の色が大きく関わってきます。日本もその例外ではありません。そこで、私は大学生のスポーツ事情に注目してみました。

今後の社会情勢の一端を担うであろうアスリートの方々に、より快適な環境を与えられるよう、この論文を通して祈願しております。

◆学校賞◆

学校賞 京都府立北桑田高等学校 公民科教諭 日下部 成登先生

本校は、平成28年度から4年間、京都府教育委員会から『地域創生推進校』の指定を受け、『地域創生のために地元の公立高等学校ができること、高校生ができること』を探究テーマとして、地域と連携した種々な特別活動や総合的な探究の時間、公民科目、森林リサーチ科専門科目の関連単元において学習を深化させております。

今回、探究テーマに関して、教科横断的に学習してきた内容を各自が整理・統合することを目的として、貴学経済経営学部論文コンテストを活用させていただきました。

これにより、高い学習効果を上げることができました。誠にありがとうございました。

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北桑田高校

前列左:伊藤大貴さん、前列右:久保颯太さん、後列:德廣剛校長先生

学校賞 東京都立国際高等学校  社会科教諭 小松 純先生

本校は、都立高初の国際学科高校として創立され、海外帰国生徒や外国人生徒が全体の約3割を占める専門科高校です。高度な外国語能力を育成する語学教育に加え、国際理解に必要な教養や姿勢を育成するカリキュラムの中で日々の学びを深めています。

私が担当している授業では、今年度「お金」をテーマに設定し、経済分野のみならず、政治やその他の分野においてもテーマに沿う視点から授業実践を展開しました。学習指導要領の改正も含め、社会的なニーズの高まりを見せる金融経済教育は、これからの社会で活躍するためには必須条件となります。

今回、授業のアウトプットした成果を表現する場として貴校のコンテストに参加させていただき、評価いただいたことは大変光栄に思います。次年度以降も、教育活動の充実とさらなる高みを目指して、参加させていただきたいと思います。

ありがとうございました。

(経済経営学部 実行委員 教授 平田謙輔)

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