【工学部ニュース】第3回3次元プリンタコンペを開催 工学部主催の学部交流イベントに

2021年06月24日イベント

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本学工学部機械電気システム工学科1年生を対象にした3次元プリンタを使ったコンペティションが6月19日(土)、京都太秦キャンパス南館サイエンスプラザで開催され、笠島躍真(かさじまやくしん)さんが優勝しました。
本コンペは課外授業の一環で、昨年2度開催したカタパルト(投石器)コンテストに続く3回目のコンペです。今回の課題は、3次元プリンタで作製したバネ状の構造物を使い、構造物自らが飛び跳ねる高さを競うというもの。1年生18名がプレーヤーとしてエントリー、人文学部3年生1名と工学部2年生8名が大会運営を行い、和気あいあいとした雰囲気の中、熱い戦いが繰り広げられました。

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エントリーされた18作品

開会に先立ち「飛ぶ構造を自作し、競い合うコンペは本学らしいコンペ。思いっきり楽しんでください」と挨拶に立った田畑修工学部長によって口火が切られると、早速、予選会に突入。エントリーされた18名は、作品込めたそれぞれの想いを披露した後、1作品につき2回ずつ試技を行いました。計測の上限である95cmオーバーが何度も記録される中、荒木天音さん、角田光平さん、笠島躍真さん、坂口翔惟さん、田中純聖さんの5名が決勝戦に進出しました。

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決勝ステージでは、3回の試技でハードルを越えた高さの総得点を競うルールのもと、95cm、80cmの大ジャンプを成功させ、合計175cmを獲得した笠島さんが優勝を決めました。

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優勝した笠島さん

笠島さんは「シンプルで軽い構造がいいと思って板バネをイメージした設計にしました。試作の段階ではまったく飛ばなかったんですが、先生のアドバイスを受けてうまくとばすことができるようになり、自分でも驚いています。こういうイベントは、正課授業とは違い、楽しみながらものづくりに触れられるので、また参加したいと思います」と語ってくれました。
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優勝を決めた構造物

閉会の挨拶に立った田畑工学部長は、「今大会を通じて、2年生と1年生が交流できたことはとても大切なこと。これを工学部の文化として引き継ぎ、1年生は来年入学してくる新入生に対して企画してくれるとうれしく思います」と締めくくりました。

なお、今大会MCとして関わった古谷涼さんと撮影スタッフの阿部駿さんは人文学部の学生で学部間を超えたイベントとなりました。ほか、大会運営に関わった工学部機械電気システム工学科2年生は、次の通りです。

MC

古谷涼さん(人文学部歴史文化学科3年生)

コメンテーター

永田真太郎さん

技術スタッフ

細川宗時さん

カメラマン

今西一希さん、金正一朔さん

測定・アシスタント

田平弘太郎さん、浅田優さん

撮影

阿部駿さん(人文学部心理学科2年生)

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今大会の運営メンバーたち

(広報課 有木一宏)

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