【経済経営学部ニュース】2021年度グローバル・インターンシップ・プログラム(GIP: Global Internship Program) レポート4

2021年10月20日トピックス

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GIP成果報告会と修了式を開催しました

2021年10月6日、京都太秦キャンパス西館において、GIP(海外企業留学プログラム)参加学生による成果報告会と修了式が開催されました。

本年2~7月の半年間、中国語学習や南通大学オンライン授業、またオンライン企業インターンシップを通じて学んだ成果を、経済経営学部11名の参加学生がパワーポイントを用いたプレゼンテーション形式で発表しました。

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GIP推進委員会委員長・西片聡哉教授による
2021年度実施概要の説明

ファクトリーネットワークチャイナ(FNAチャイナ)様のインターンシップに参加した3名は、1.GIPでの学び、2.南通大学の授業、3.インターンシップでの学びについてそれぞれ発表しました。そしてこのインターンシップを通じて、一つの視点に固執するのではなく複数の視点を持つことや、理想と現実のギャップをどうしたらいいのか自分で考える習慣をつけることの大切さを学んだとのことでした。

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FNAチャイナ様で実習を終えた3名による成果報告と質疑応答

上海マイツ(上海邁伊茲咨詢有限公司)様のインターンシップに参加した4名は、1.参加理由・目標、2.南通大学のオンライン授業での学び、3.上海マイツ様との企業セッション、4.まとめと今後の行動目標について発表しました。このインターンシップの経験を通じて、失敗を恐れず挑戦することの大切さ、世間一般の考え方を視野に入れつつ、その枠にとらわれない柔軟な物事の考え方が重要であると気づいたそうです。

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上海マイツ様で実習した3名の成果報告発表

Nidecグループの日電産(上海)管理有限公司様・日本電産(浙江)有限公司様のインターンシップに参加した4名は、1.参加理由・目的、2.中国文化・中国経済、3.企業セッション、4.GIPを通じて得られたことについて発表しました。そして、今回のインターンシップに参加したことから、大きな組織に属していても決して指示待ち人間になるのではなく、常に広い視野と柔軟な発想力を持ち、積極的に行動することが重要だとの思いを強くしたそうです。

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Nidecグループ様で実習した4名の成果発表

参加した教職員と学生との活発な質疑応答の後、修了式が行われ、徳賀芳弘経済経営学部長から学生一人ひとりに修了証が授与されました。
これによって本年度のGIPがすべて終了しました。

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徳賀芳弘経済経営学部長から労いの言葉がかけられました

本年度のGIPでは、コロナ禍のため、中国語学習、中国・南通大学の授業と上海企業とのインターンシップはオンラインによって行われましたが、参加学生にとっては例年通り貴重な学びの機会となり、大きな成果が得られたようです。この経験が各学生の今後の就職活動や人生に活かされることを願っています。

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GIPを終えて

GIPは自身を成長させてくれたプログラムだと実感しています。GIPでの経験は私にとってとても大きく、今後の活動に繋がるものを得ることができました。 GIPに参加する前、何にでも挑戦するという姿勢を持っていたものの、いざという時に行動できないという欠点がありました。しかし、GIPでは主体性や積極性、コミュニケーションなどを常に意識する機会を与えられるため、活動が終わった今では「とにかくやってみる」という姿勢で、初めの一歩を踏み出すことへの抵抗感が無くなりました。
(経営学科3年)

自分の価値観や、これから社会に出ていくという意識に向き合うことができました。南通大学の学生とオンラインで交流をする中で、文化の違う価値観を実際に知ったり、アニメなどの共通の話ができたり、世界で人との輪を広げる楽しさを知ることができました。企業セッションでは、実際に実務を行うことで、もうすぐ社会人になるという意識が芽生えるとともに、仕事をする大変さを身に染みて実感することができました。
(経済学科3年)

就職活動と同時並行してGIPに参加した上で率直な感想は、必ず就職に向けて大きな力になるということです。特に海外進出されている企業や進出を検討されている企業には、関心を持っていただけたと感じています。また、GIPでは自分の感じたことや考えた見解をレポートに起こしたり発表したりする機会が多く、そのような力はすごく身についたと感じています。就活の場面でも他学生と比べて自分の見解や意見を発信する力がついたと感じ、自信になりました。
(経営学科4年)

(経済経営学部 経営学科 教授 GIP推進委員 山下 勤)

 2022年度GIPの参加学生募集(経済経営学部:現2年生が対象)は、2021年11月中旬頃から開始します。GIPに関する問い合わせは、京都太秦キャンパス 教務センターまで〜

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