駐日ベトナム大使館での討論会に経済経営学部カオ・グェット准教授が登壇しました【経済経営学部】

2022年07月19日トピックス

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2022年7月8日(金)、駐日ベトナム大使館において、トラン・ヴァン・トゥ早稲田大学名誉教授による『日本経済~1955年から1973年の奇跡的な発展段階~』の出版記念イベントと討論会が行われ、本学からカオ・グェット経済経営学部経済学科准教授が討論者として登壇しました。

当日のプログラムは次の通りです。
1.ヴー・ホン・ナム駐日ベトナム特命全権大使によるご挨拶
2.トラン・ヴァン・トゥ名誉教授によるご講演
3.討論会
4.質疑応答

講演の中でトゥ名誉教授は、日本が高度経済成長に成功した主な要因として、(1)開発政策、(2)社会能力(政治家、官僚、企業、知識層、労働者)を提示。それを受けた討論セッションでカオ准教授は、ベトナムは優れた開発政策と社会能力を構築するために、今日のグローバル化の潮流と先端科学技術を利用しながら日本の様々なことを参考にすべきであると主張しました。さらにカオ准教授は、ベトナムが日本に対して投資する好機であることにも触れたほか、在日ベトナム人コミュニティ結束の重要性を強調しました。こうしたカオ准教授の意見には、トゥ名誉教授やナム大使をはじめ、多くの参加者が賛同されました。

2023年に日越外交関係樹立50周年を迎えるに当たり、こうした交流が一層活発に行われるとともに、その中でのカオ准教授のますますの活躍が期待されます。

(経済経営学部 教授 平田謙輔)

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