京都工業会 中小企業技術幹部交流会をOICKで開催

2023年12月21日トピックス

12月12日(火)、多彩な活動の中、中小企業の技術責任者を対象にした、公益社団法人京都工業会の主催する中小企業技術幹部交流会 12月例会がOICKコワーキングスペースにて開催されました。

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試験場視察

本学も会員である公益社団法人京都工業会は、京都府下一円の製造業で構成される経済団体で、1957年の創立以来、会員企業の人材育成を使命に、各種事業を企画、展開されています。今月の例会には18名の方々が参加。的場宏次OICKセンター長はじめ、OICKや本学のキャリアディベロップメントセンターの話に耳を傾けていただきました。

OICKからは、独自技術の応用展開や証跡取得のためにOICKの施設を活用いただくことで、企業のオープンイノベーションを推進できるのではないかという話があり、キャリアディベロップメントセンターからは主にインターンシッププログラムや工学部のキャップストーンプロジェクトの紹介がありました。その後、参加者はレクチャールーム、実装・実習棟を経て、屋外試験路・試験場も見学。実装・実習棟では、特に電気自動車の構造説明やリチウムイオンバッテリーセパレーターについて興味を示されました。また試験場の利用についても前向きに検討いただける様子でした。

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実装・実習棟での見学

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的場宏次センター長 挨拶

最後に、懇談会を実施。企業の有する課題を研究者と一緒に解決できる共同研究や、キャップストーンプロジェクトのテーマなどについて活発な議論が行われました。また、本学内での外国人学生との交流やOICKのような研究・教育施設など充実した環境で育った学生は、企業にとっても即戦力になるのではとの御意見も頂きました。本学を実際に見て感じたことなど、参加者の皆さまとの率直な意見交換を実現できました。

日本電気化学株式会社 麦田雅和 設計部長(中小企業技術幹部交流会幹事)
OICK様、KUAS様には大変貴重な時間を割いていただき、誠に有難う御座いました。
世界で活躍できる実践力を備えた人材を育てると言うKUAS様の唯一無二のカリキュラムと、OICK様の支援は、我々モノ作り企業と学生の双方にとって非常に価値のある連携活動が可能になると感心いたしました。
早速参加企業からのコンタクトもあると伺っております。
今後益々の発展を祈念いたします。

(オープンイノベーションセンター・亀岡/研究連携センター 柴田雅光)

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