高野裕久教授 日本衛生学会の学会賞を受賞 【国際学術研究院】

2024年01月22日トピックス

本学の高野裕久教授(国際学術研究院)が、日本衛生学会の「2023年(令和5年度)第26回学会賞」を受賞しました。高野教授は3月7日(木)から鹿児島県で開催の第94回日本衛生学会学術総会で、「環境要因と疾病、健康影響に関する総合的研究」と題して学会賞受賞講演を行います。

衛生学は「生命を衛る」ための学問であり、医学の根幹をなす領域です。この賞は、日本の衛生学領域の学術水準の向上・強化を図ることを目的に、永年に亘って優れた研究業績を挙げた研究者を対象にしています。高野教授は、環境汚染物質などの環境要因がヒトや生物の健康、病気に与える影響について研究されてきました。特に“現代病”の増加における環境要因の重要性に着目し、健康に及ぼす影響とその機構を明らかにすることで、その悪影響を軽減、予防する試みに役立てることを目指してきました。このような長年の研究による我が国の衛生学への貢献が評価され、昨年12月の同学会の理事会にて高野教授への同賞の授与が決定されています。

高野教授によるコメント

この度は、歴史と伝統ある学会の学会賞を受賞させていただくことになり、大変光栄に存じます。今後も、環境と健康、病気のかかわりを明らかにすることにより、地球と人類の健やかな未来に貢献していけるよう、京都先端科学大学を中心に研究活動を継続していきたいと考えています。皆さまのご協力、ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。

(広報センター 浦田剛)

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