松井京都市長との意見交換会 「うずまさとんがりグループ」参加【研究連携センター】

2024年05月21日トピックス

2024年3月に就任した松井孝治・京都市長が、右京区で地域活動に取り組む団体とダイレクトコミュニケーションを行う「市民対話会議」が、2024年5月15日(水)、京都市右京区役所で開催されました。本会議へは、自治会連合会、地域の各種協議会、企業団体、及び大学等、23団体32名(大学は3大学7名)が出席し、本学からは、子どもや学生の居場所づくりに取り組む学生の自主団体「うずまさとんがりグループ」の井戸涼賀さん・金丸彩奈さん(共に人文学部心理学科4年)が参加しました。

井戸さん、金丸さんからは、うずまさとんがりグループが取り組んできた、子ども食堂、付属高校とのイベント、公開講座の開催、また活動資金調達のためのバザーなどが紹介され、今後も地域の子どもたちと大学生の架け橋となって地域が抱える課題に貢献していきたいとの抱負が表明されました。これに対し松井市長は、ご自身が学生時代にセツルメント活動に取り組まれた経験も踏まえて、学生、高齢者、子どもなどの孤立解消のため官民一体となって様々な「場」をつくることの重要性を説かれ、また少子高齢化が進む中で、学生や地元企業が住民と共に地域活動の担い手となっていくことへの期待の言葉をいただきました。

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左から、金丸さん、松井市長、井戸さん

その他の参加団体からも、活動紹介のほか、市営バスなど公共交通の利便性向上、オーバーツーリズム解消に向けた分散型観光推進、若年層や子育て世代を京都へ呼び戻す施策の推進など、市政に対する活発な意見が出され、有意義な意見交換会となりました。


【参加学生のコメント】

井戸涼賀さん:このような貴重な場に参加させていただき、誠に恐縮です。私たちの活動をたくさんの方々に知っていただくきっかけとなり、嬉しく思います。また、各団体の皆様が力を入れてらっしゃる取り組みや、直面している課題を知ることができ、大変勉強になりました。これからも皆様と共に、学生や地域のためになる活動を継続的に行っていきたいと思います。

金丸彩奈さん:うずまさとんがりグループとして、大変貴重な機会に参加させていただき、誠にありがとうございました。各団体の皆様の尽力している取り組みや、抱えている問題や課題を知り、私にとって新たな視点もあり、意義深い時間となりました。今回出会うことのできた各団体の皆様とは、輪となって繋がりを持ち、互いの活動を高め合えたらと思います。これからの展望として、地域の人々や子供たちと学生とを繋ぐ1つのコミュニティとなり次世代にも引き継がれるよう、地域に貢献できる活動を続けていきたいと思います。

(研究連携センター 久島真理)

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