ビジネス・プランニング・コンテスト第19回ビジネス・プランニング・コンテスト(二次審査:最終審査)結果【経済経営学部】

2021年12月06日

第19回ビジネス・プランニング・コンテスト(次審査:最終審査)が2021年12月1日(水)に本学京都太秦キャンパス・みらいホールで開催されました。この日は26件の応募の中から一次審査を通過した5組がプレゼンテーションを行いました。

今回のプランはSDGs(Sustainable Development Goals)を意識したものが多く、その中で勝ち残った5件で競い合われることになりました。接戦の末、最優秀賞には、柿渋を使った紙袋の耐久性を実演しながらその効果とビジネスチャンスを強調した『Kakishibuを世界基準に~柿渋で環境問題解決へ~』が輝きました。続く優秀賞として、Deafの方を対象にした教育プログラムの開発とその持続的提供を重視した『Quality Inquiry Education~言語や障害の壁を越えて誰もが学べる教育を目指して~』が選ばれました。また、上位には組み込めなかったものの、「都市鉱山」の有効活用を提案する『都市鉱山の採掘~レアメタル廃棄ゼロを目指して~』、本学の学生の居場所や昼食事情に焦点を当てた『マスクで喉が渇いてない?~環境にも優しいドリンクサービスの提案~』、『Canovation~大学キャンパスに新たな価値を~』がそれぞれ奨励賞として選出されました。

なお審査は、京都先端科学大学後援会会長の小濱聖明様、京都学園大学・京都先端科学大学同窓会会長の中村正孝様ならびに京都先端科学大学付属中学・高等学校教頭の山田尊文先生を外部審査員としてお招きし、経済経営学部教職員、学生代表を含めた計21名で実施しました。

最終審査結果

  プラン名
最優秀賞 『Kakishibuを世界基準に~柿渋で環境問題解決へ~』
「カキタニン」の利用と産官学の連携を通してマイクロプラスチック問題を解決
優秀賞 『Quality Inquiry Education~言語や障害の壁を越えて誰もが学べる教育を目指して~』
Deafの方を対象にした教育プログラムの内容と持続提供・支援可能な仕組みを提案
奨励賞 『都市鉱山の採掘~レアメタル廃棄ゼロを目指して~』
日本における鉱物資源の有効活用に着目しつつ、循環型社会の構築を提唱
奨励賞 『マスクで喉が渇いてない?~環境にも優しいドリンクサービスの提案~』
プラスチックごみの削減且つ顧客満足度向上を意識したドリンクサービスの提供
奨励賞 『Canovation~大学キャンパスに新たな価値を~』
アンケート調査を通して本学の学生満足度向上につながる商品とサービスの提案

(上記は一次審査時のプラン名で記載されています。)

収支のさらなる精緻化や販売の工夫などの観点からプランはまだまだ改善が必要ですが、卒業論文にしろ、PBLにしろ、そしてビジネスプランにおいても、『丹念に調べる』が重要であることを審査員含む参加者全員が感じる会となりました。外部審査員からもこの点についての講評や助言を賜り、学生は学びの基本を知る良い機会となりました。

来年度(第20回)も実施される予定ですので、今回惜しくも上位に入れなかった方も、また応募できなかった方も、次回奮ってご応募ください。期待しております。

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『Kakishibuを世界基準に~柿渋で環境問題解決へ~』

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『都市鉱山の採掘~レアメタル廃棄ゼロを目指して~』

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『Quality Inquiry Education~言語や障害の壁を越えて誰もが学べる教育を目指して~』

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『マスクで喉が渇いてない?~環境にも優しいドリンクサービスの提案~』

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『Canovation~大学キャンパスに新たな価値を~』

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最終審査出場者

(経済経営学部 教授 倉田致知)

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