2018年5月20日、丹波國一之宮(丹波で最も社格が高いとされる神社)として知られる亀岡市千歳町の出雲大神宮で、豊作祈願の御田祭(おんださい)が執り行われました。
この地域は昔から稲作が盛んだったため、昭和の初め頃までは毎年行われていたようですが、以来80年以上途絶えていたものを、数年前から復活し、バイオ環境学部の女子学生が参加しています。今年も7名が、宮内の神饌田(神に属し祭祀に供せられる稲を作る田)で早乙女として田植えを奉納させて頂きました。
今年は快晴で、気温も丁度この時期の気温で、爽やかで風薫る時期の田植えでした。厳かな式典の一つとして、早乙女の衣装を着て、神饌田に素足で入り、稲の苗を植えていきます。バイオ環境学部の実習田で隅の方を田植えしたことのある学生はいますが、全体を植えるのは初体験。厳かな笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、太鼓が奏でる曲と巫女の舞とともに、足を取られながらも田植えを執り行いました。
(バイオ環境学部 食農学科 深見 治一)
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