2020年1月9日(木)に、COC+事業セミナー「アグリサイエンスで切り開く京都の未来」を京都経済センター(京都市中京区)で開催しました。
本学では、2015年度より、文部科学省 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)「北京都を中心とする国公私・高専連携による京都創成人材育成事業」を京都工芸繊維大学、京都府立大学、舞鶴工業高等専門学校、京都文教大学と実施しており、今年度が最終年度なります。
本イベントは、事業最終年度として本学における5年間のCOC+事業を振り返り、これからの地域活性化に向けた課題や取り組み方法について考える機会として開催しました。企業関係者を中心に25名の方にご参加いただきました。
基調講演は「地方創生に必要な地域商社の役割と若者の力」と題して、西日本最大級の道の駅「丹後王国」(京丹後市)の中川正樹代表取締役社長から、丹後王国の実例をもとに、地域創生における歴史・文化の重要性と、それを発信し、活用しながら、地域商社として行政も含めた多く方をつなぐ活動を進めていく取り組みについてお話しいただきました。本学からは、特にバイオ環境学部新種苗開発センターと食品開発センターを活用した地域との連携、学生の育成に関して報告を行いました。
参加された方からは、「講演を聞いて大変参考になった。地域おこしの成功例として参考にしたい」との声も頂きました。
地域と連携し、新たな価値を創出する京都先端科学大学
(研究・連携支援センター 居永正宏)
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