本学歴史文化学科山本淳子教授が京都経営者協会定時総会で「『源氏物語』の面白さ」をテーマに特別講演を行いました【人文学部】

2022年06月07日トピックス

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講演に立つ山本淳子教授

本学人文学部歴史文化学科の山本淳子教授が6月2日(木)、リーガロイヤルホテル京都(京都市下京区)で一般社団法人京都経営者協会定時総会の特別講演会に登壇し、「『源氏物語』の面白さ」をテーマに会場に駆け付けた約70名に加え、オンライン聴講の会員らに向けて源氏物語の魅力について講演しました。

特別講演会は、「『源氏物語』恋愛講座」と「『源氏物語』のあらすじ」の2部構成。恋愛講座では、主人公光源氏の心情を読み取るために「愛と恋の違い」について触れ、「恋は下心、愛は真心」という学生からの回答を紹介。さらに言葉の意味を掘り下げ、「恋の語源とされる『孤悲』の言葉から、故郷が恋しい、人恋しいなど遠くの存在に対して抱く感情」とし、恋多き人生を辿った主人公光源氏の心情について確認し合いました。恋愛講座をバックボーンに「『源氏物語』のあらすじ」では光源氏の人生を振り返り、紹介していくなど終止和やかなムードで講演は終了しました。

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(広報センター 有木一宏)

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