龍尾祭で地域企業と学生のコラボ模擬店が出店しました

2022年11月10日トピックス

2022年10月29日(土)、30日(日)の2日間にわたり、京都亀岡キャンパスにて開催された龍尾祭にて、学生が亀岡地域の特産品を販売する模擬店「ごちゃっと」を実施しました。

新型コロナウイルスの流行により3年ぶりに一般の方も参加が可能になった今年度の龍尾祭で「コロナでなかなか接することができなかった地域の良いものを広く紹介して、地域活性化に役立ちたい」という思いを持った学生が、亀岡市内の人気商品の物販にチャレンジしました。感染症対策や安全/衛生管理に気を配りながら、亀岡の人気商品を来場者に提供することで、世代を超えた交流を図りました。提供する商品については学生たちが自ら調べ、教職員の助けも借りながら、出店交渉を行いました。

出店協力:洋菓子 fait maison(プリン)、Café de MOTHERS(弁当)、デニッシュバー専門店・ネコのしっぽ(デニッシュバー、ラスク、ポップコーン)、玉川楼(亀岡牛カツ巻)

模擬店実施の協力を取り付けるところから始まり、販売数の確定、販売業務、販促物のセッティングや商品レイアウト、POPサイン等の製作も学生が行いました。店名の「ごちゃっと」は、地域の色々な商品を学生・市民が入り混じって販売する様からきています。

準備期間も短く、凝ったデザインのサインはできなかったこと、物販自身が初めての経験であり、何を用意すれば良いか分からないこともあり、模擬店を実施している最中も試行錯誤の連続でした。結果として好天に恵まれ、両日とも完売することができました。

自分たちが暮らす地域の物品を仕入れて対話しながら販売するといった、実際の商売を体験できる機会となりました。

20221110_ryubi01.jpeg

20221110_ryubi02.jpeg

20221110_ryubi03.jpeg

20221110_ryubi04.jpg

20221110_ryubi05.jpg

学生の声

バイオ環境学部3年生 竹森茂善さん (ごちゃっと 代表)
今回、模擬店の実施も、代表も初めて務めました。務めるにあたって「自分が代表としてやっていけるのか」と思いましたが、多くの人に協力と助言をいただき、最終的には龍尾祭実施の両日とも商品を全て提供できました。今回、模擬店で手伝ってくれる学生を集めたり、どうすればうまく売ることができるか考えたり、今まで経験したことのない成功と失敗がありましたが、それを楽しみ乗り越えることができたので良かったと思います。
ご協力していただいた地域の企業様と手伝っていただいたスタッフに感謝いたします。

バイオ環境学部4年生 遠井喬平さん
今回、龍尾祭のスタッフとして最初で最後の参加となりました。新型コロナウイルスによって、様々な学内行事が制限されてきた中で、「協力して一つのことを成し遂げる」という経験ができたことは、とても良い思い出となりました。下級生とも連携して出店を作り上げていくことで、コロナ禍によって希薄になった人との繋がりの大切さ、面白さ、そして大変さを再発見することができました。
準備期間が非常に短い中でも不足していることは何かを考え、実際に出品していただくお店に出向いて商品の特徴やこだわりを取材し、ポップもデザインしました。一方で、当日の販売では「どうしたらお客様が購入してくれるのか」という視点でのセールス力には課題が残りました。これらの学びは普段の講義や研究からはできないことであり、「商売の在り方」を小規模ながらも体験できたことは今後非常に役立つものであると感じました。是非、今年の成功を来年の龍頭・龍尾祭に繋げていっていただきたいです。

バイオ環境学部2年生 森田瑠菜さん
今回「ごちゃっと」で働かせていただき、お客様に買っていただくような工夫をしたり、実際にお金を扱ったりと、様々な経験を積むことができました。私は今回放送部として活動しつつ働いていたのですが、その合間で、お客様への声掛け、会計、商品陳列など、状況を判断して動くことができました。またほかの人の協力も借りて、無事に販売することができたことは素直に良かったと思います。
私は現在、大学外でのバイトの他にSAをしているのですが、今回の経験を活かして、他の学内バイトにも挑戦していければと思います。

バイオ環境学部1年生 半原侑希乃さん
初めての龍尾祭スタッフとして参加できたことはとても貴重な体験でした。そもそも大学の学園祭がどういうものか全くイメージできていない中で、先輩方が丁寧に教えてくださり、無事に模擬店の販売員として店頭に立つことができました。その中で、商品を購入していただくためのコミュニケーション能力をはじめ、陳列の仕方やポップの製作など様々な細かい工夫が必要だと感じました。
私は吹奏楽部に所属しているのでステージ発表と模擬店の掛け持ちとなりましたが、初めての体験ばかりで、とても新鮮かつ面白い経験でした。来年以降もこの様な機会があれば、周囲の友人や先輩・先生方を巻き込んで、龍尾祭を一段と盛り上げて亀岡の良さを広めていきたいと思いました。

バイオ環境学部2年生 古川陽稀さん
龍尾祭の模擬店の運営を、微力ながらにお手伝いさせていただきました。私は、今まで販売・接客の仕事をほとんど経験したことがありませんでした。今回、実際に店頭に立ってお客様に接し、その面白さを知ることができました。また、一緒に仕事をした皆さんにご協力いただき、貴重な経験ができ、とても良かったと感じています。

バイオ環境学部3年生 細川葉名さん
今回が入学してから初めての龍尾祭で、過去の様子を全く知らない状況での参加でしたので新しく創り上げていく責任感を感じました。模擬店のスタッフとして参加させて頂いた経験が今までになかったため、新たな挑戦が出来る嬉しさと共に自分に務まるのかの不安がありましたが同じスタッフの方や職員の方とコミュニケーションを取っていく中でご丁寧に教えてくださいました。
スタッフとして模擬店に立つことで次第に地域の企業様の商品がまるで自分の商品かのように愛着が湧き、その魅力をお客様に知って欲しいという想いが込み上げ、模擬店の全ての商品をお客様に御提供できたときには大きな達成感がありました。普段はお店で消費者として商品を購入していますが、商品を提供する側に立ってどのようにすればより商品をお手にとって頂けるかを検討できるとても貴重な経験になりました。
3年ぶりの龍尾祭で、スタッフの一員として参加させて頂けましたことを光栄に思います。皆様ありがとうございました。

協力いただいた亀岡市の企業の皆様より

未来を担う若い人の力になれてうれしいです。地域を支える力として、これからも協力できたら素晴らしいと思います。
今回、学生さんのおかげで新たなつながりができました。商品を知ってもらい、お店にも来てもらえるようになったらうれしいです。
売る商品はあっても人手が少なくてイベント出店が難しかったのですが、今回は学生さんの力で出店が叶いました。地域のことを考えて行動されているところに感銘を受けました。

(OICK準備室 柴田雅光)

前の記事へ

次の記事へ

一覧へ戻る

このページの先頭へ